秋の煮干(にぼし)を極めたい!! 〜 究極の粗食・にぼしを味わう 〜
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今年も、姿形のそろったきれいな秋干しの煮干がたくさん仕上がりました。魚の旨みが凝縮された逸品です!!



 新鮮な煮干(にぼし)を味わってみませんか?
 特に、この秋から冬にかけての煮干はおすすめです。外の冷たい空気の下、海からの涼しい風に吹かれ乾燥させたそれは、味・姿形ともに最高級の煮干に仕上がります。

うちで扱ってる煮干は、カタクチイワシです。型崩れしていない姿形と、艶っぽい光り具合は、まさに鮮度の良さを現しています。それに加えて、素朴な味わい。噛み締めた瞬間、すっきりとした魚の旨みが口の中いっぱいにひろがります。

できたての新米と一緒に、極上の煮干を味わえば、究極の粗食。しかも、カルシウムもいっぱいです。煮干の起源は、縄文時代にまで遡るとか。日本人の食の原点を、もう一度味わってみませんか。もちろん濃厚な良い出汁(だし)もとれますので、煮物に味噌汁、鍋ものにしても・・・ どれも美味しそうです。


まず煮干の頭部をとります。指で軽く引っ張ればポロっと取れます。

次に、尻尾部をもち、もう一方で背中から軽く押さえるようにすれば、中骨をはさんで身が分かれます。

それを開き、腹部にある黒っぽい部分を取り除きます。これがハラワタで、この部分が残っていると生臭みや苦味がでて美味しくないので、必ず取り除いてください。(ダシをとる場合も必ずです。)


次に、中骨を取り除きます。鮮度がいいので、簡単に身から骨だけを取ることができます。

こうした簡単な作業で身の部分だけをとりだしておきます。この作業までしておけば、このまま冷凍しても一年ぐらいは美味しく召しあがってもらえます。魚の脂分が酸化することもなく、いつも新鮮な味わいです。

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取り除いた頭や、骨、ハラワタは庭の木々の下に埋めておけばよい肥料になりますよ。のら猫ちゃんが掘り返したりするので、すこし深く埋めて下さいね。果実や野菜を育てていれば、ぜひ肥料として使ってください。本当においしいモノが収穫できて、にんまり!


きれいに身をした「にぼし」に、しょうゆをたら〜りと垂らして、少し漬け込むような感じです。こうしておけば、万能なおかずの一品としていつでもさっとだせるので便利です。


温かいご飯を炊いて、漬け込んでおいたコレをのっけてほうばれば、日本に生まれてよかった〜。なんて純粋に思います。


釜あげ名人のおすすめは、これに熱いほうじ茶をかけたお茶漬けです。お酒の後や夜食にさらさら〜と。とにかく、煮干から濃厚ないい味がでるのでサケ茶漬けにも負けない美味しさです。ゴマや梅干なんかを添えても彩りがきれいでいいですね。一度、この機会にお試しあれ!

よいダシをとる。最近は、よい市販の粉末ダシや液体のつゆだしなんかが販売されています。けれどやっぱり、煮干とおかかと昆布からとったひと手間かけたダシの美味さは格別です。とくに、これからの寒い時期のお味噌汁やうどん、そば。鼻にスーッっとはいってくるなんともいえない芳醇な香りには、心がほっとしたりします。削りたてのかつおぶしと、新鮮な獲れたての煮干で、温かなごちそうを・・・。

 頭部とハラワタを取り除いたものと昆布を、一晩水につけて冷蔵庫に入れておきます。急ぐ場合は、お湯に30分ほどつけたものを使用して下さいね。うちの場合、4人分で10匹ぐらいの煮干を入れています。

 それを煮立て、沸騰すれば火を止め、こします。この時、煮立てないようにするのがポイントです。