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本脇のしらす網元の内で、もっとも経験ある熟練船頭が舵をとる『大裕丸(だいゆうまる)』。その熟練船頭・中村一則さんは本脇のシラス業の功労者であり伝統を支えてきた人でもあります。現在76歳にして現役バリバリ。根から漁師の一則さんは、鋭い勘と豊かな経験で高鮮度のシラスを水あげすることでも知られるシラス獲りの達人です。 数年前までは実兄の中村勤さん(現・西脇漁業組合長)と一緒に舵をとる「兄弟船」でした。 今は実兄の勤さんは一線をしりぞき、漁の全責任を一則さんが背負っています。 「獲るも獲られるも船頭次第。いったん、漁場にでれば獲るか獲られるか男の戦場よ。」と静かに話す姿が、とても印象的です。

 

シラス獲りの達人・一則さんが獲った高鮮度のシラスは入札を経て釜あげ名人が最高の製品に仕上げます。釜は昔ながらの火入れ釜。最高120℃を越す中、丁寧に水洗いされた生のシラスを丹念に釜ゆでしていきます。シラスの大きさ・鮮度などどれをとっても同じ物がない中、長年の経験と勘で、みずみずしいふっくらとした食感の釜あげしらすを仕上げていきます。
その作業中の熱さといえば、非情なものでまさに修羅場です。ねじりハチマキ姿に、母のたくましさを感じます。
そして仕上がった釜あげしらすを、自ら浜にでて丁寧に丁寧に簾の上に広げていきます。紀州の温暖な日和下、1〜2時間ほど。乾き具合をみながら、くっついてしまわないよう何度も手を入れ、根気のいる作業を繰り返し、繰り返し、仕上がりを待ちます。ちょうど釜あげしらすの半分のかさ(重さ)になった頃が、最高の上干しちりめんの仕上がりです。

しらす漁は、2隻の漁船で魚群を囲むように海中の表層または中層を引き網するパッチ網漁で行われます。それぞれの漁船が八の字の方向に展開しながら投網、終わると平行に引網する漁法です。その2隻の船の間を右往左往し網入れや曳きの指令を出すのが仕事人・一則さん率いる指令船です。豊かな経験と長年の勘、そして風向きや潮の流れ、魚群探知機などの判断から漁が執り行われます。高鮮度できれいなシラスを獲る仕事人の指揮下で獲った大裕丸のシラスは地元の加工業者間で高値で取引されます。

仕上がったシラスは、一匹、一匹姿形がくずれず尾ひれの刺条までもがはっきりとし目もくっきりきれいです。そしてなんといっても、絶妙な塩加減と弾力のある噛み応えが最高。濃厚な旨みも凝縮されています。
シラス漁暦60年の熟練船頭さんが獲った高鮮度のシラスが、釜あげ名人の丁寧な手作業で最高の姿形はもちろんのこと、最高の味に仕上がりました。

しらすは一に鮮度、二に鮮度や。」と仕事人は言います。「色の白いのもええけど食べてうまいんは鮮度のええヤツや。」と。漁を終えてから港までの水揚げ時間が早いものほど高鮮度で、漁港までの船上の処理も鮮度の良し悪しを決めます。他所の漁港では港の水揚げの時間が決まっていますがここ本脇では決まっていないのも「高鮮度にこだわる」頑固な仕事人達がいるおかげです。

ある人は、「お母さんの優しい味がするね。」と笑ってくれました。ある人は、「明日からまた頑張るわ。本当に美味しいものに出会ったから、元気だせたよ。おおきに。」と手をふってくれました。また、ある人は「海の良い香りがなつかしくて、ほっとしました。」と言ってくれました。
 漁師さんは、早朝の夜も明けにないうちから海に勝負に出ます。それをわたし達は、丹精込めて造ります。食べて本当においしいものは、人を幸せにするっていいいますが、食べて素直な感情をもらえることは造り手にとっても最高の瞬間です。
「あ〜、ほんま美味しいわぁ。」と皆さんの笑顔がこぼれることを願っています。 

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