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いかなご漁のご案内 !! 

春季限定のいかなご漁は、ひと月、続くかどうかのたいへん短かい漁期です。今年もその美味しい季節がやってきたものの、2月下旬になっても、まだその兆しさえ見えていません。ここ数年はいかなご漁の不漁が続いており、たいへん希少になってきていますので今年も漁が始まり次第の販売とさせていただきます。漁の詳しい状況、情報は、ブログでも更新しています。また、販売します!のご連絡はメルマガにてメールでもご案内しています。(2009年2月24日)

  

イカナゴの異称を [ 春告魚 ] と書きます。小女子(こうなご)とも言います。

初春だけに獲れる非常に短い期間の漁で、近年は不漁で販売できない年も多くなってきました。

この魚が水揚げされ始めると、ひと足早い海からの早春の到来です。
イカナゴに付きものの「メバル」や「サヨリ」などの早春が旬の魚も、このイカナゴの稚仔魚を食べて成長しているようです。

このイカナゴ、地方名や加工名などで呼び名がいっぱいあります。
玉筋魚(タマスジウオ)、小女子(こうなご)、新仔(しんこ)、かなぎ、ふるせ、などなど。

面白い話に、昔、ある所の漁師さんが網入れをして揚げた網の中に、腹が赤くて、長細い、色の黒い、くねくね動く気味悪い稚仔魚が入っていたとか。その漁師さん 「さてはて、いかなる魚の子や」と問うた所から 「如何なる魚の子・・・イカナゴ・・・」 なんて呼ばれるようになった言う昔話もあるようです。

このイカナゴという魚は、とにかく精が強く、浜から水揚げされたあとも少々鮮度が落ちず活きの良さが持続します。
魚へんに弱いと書くイワシの稚仔魚のシラスにくらべるとその鮮度の持ちは、月とすっぽんの差です。鮮度持ちが良いことから、「くぎ煮」も大衆的に作られるようになったのだと思います。100度を越す熱湯の釜にいれても、クネクネと首を持ちあげてきます。イカナゴの成分はドジョウなんかにもっとも近いといわれますから、成魚の「ふるせ」と呼ばれる大きいいかなごは、食べ過ぎにも注意が必要です。

関西の春のイカナゴのくぎ煮ブームはすごいです。
関西一円いろいろなスーパーのお魚コーナーには、お昼2時、3時ごろになれば、 『生いかなご。入りました!!!』 の宣伝が並びます。ご家庭で、春の風物・くぎ煮を作ってみませんか?というわけです。

そして遠く離れた知人へ親類へと春の宅急便が、甘い香りのくぎ煮と一緒にくぎ煮自慢を届けてくれます。
それにしても、熱しやすく飽きやすい関西人のこと。このブームがいつまで続くのか、、、、、。